印刷見聞録29Aug取り都合印刷用語集取り都合というのは、紙の全判から製作する印刷物がどれだけ取れるか、ということで、「取り都合が良い」とか「取り都合が悪い」といった言い方をよくします。 取り都合が良いとは 取り都合が良い=全判に対して、印刷物として使う部分を除くと、ほとんど紙のロスが出ない状態。 取り都合が悪い=全判に対して、印刷物として使う部分を除くと...Read More
印刷見聞録22Aug付け合わせ印刷用語集付け合わせとは? 一般の方にはあまり耳慣れない用語かもしれませんが、たとえばA4サイズのチラシを印刷する場合は、菊判(もしくA判)サイズの全紙(フルサイズ)に8丁付け、あるいは半裁(全紙の1/2)に4丁付け、4切(全紙の1/4)に2丁付けなど、印刷機械の大きさと印刷数量の兼ね合いに合わせて、1枚の紙に同じ絵柄を複数同時...Read More
印刷見聞録08Aug紙の目印刷用語集紙には目があるのをご存知ですか? 紙の目とは、紙の流れ目とも呼ばれ、紙を漉くときに出来る繊維の方向のことです。 具体的には、紙を軽く折り曲げてみたときに、素直に曲がりやすい方向に紙の目が通っています。(紙を細長く切って、端を持ってみるとより分かりやすくなります) そして全紙(四六判や菊判)の長い方の辺に平行な方向に紙の...Read More
印刷見聞録07Jul色校正印刷用語集色校正とは、本印刷での色調を確認するための試し刷りです。 印刷はCMYKの4色で印刷することが主なため、再現できる色幅が限られています。 また、印刷する紙によって色が大幅に変わってしまうこともあります。 一般的に「白い紙」といっても、生成りのものもあれば青味があるもの、コーティングの有無などによってインキの発色が変わり...Read More
印刷見聞録18Jun経済ロット印刷用語集今回のテーマは厳密に言うと印刷用語ではなく、広く製造業で使われている用語ですが、よくお客様から、「経済ロットで頼むわ!」とか「最低経済ロットはどれぐらいですか?」とか言われることが多いので、印刷における経済ロットについて一度まとめておこうと今回のテーマに選びました。 印刷工程において経済ロットを左右する要素としては以下...Read More
印刷見聞録17JunDICカラーガイド印刷用語集DICカラーガイドとは オフセット印刷のインキは大きく分けて、4色カラー印刷用のプロセスカラー(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック」と特色印刷用があります。 そして特色印刷の際に印刷の現場に色指定を伝えるために使うのが、今回取り上げた「DICカラーガイド」です。 DICカラーガイドとは、DICグラフィックス株式会社(...Read More
印刷見聞録12Jun「入稿」と「出稿」印刷用語集入稿と出稿の違いを知っていますか? 私達の業界ではよく耳にする「入稿」と「出稿」という言葉ですが、よく考えてみるとその違いを厳密には理解せず使っているように思います。 ちなみに excite辞書(=三省堂大辞林)では、 にゅうこう[入稿] (1)出版社が原稿を組版所へ渡すこと。 (2)出版社が著者から原稿を入手すること...Read More
印刷見聞録08Jun版下印刷用語集DTP全盛の今となっては、本来の意味では死語になりつつある「版下」ですが、意外と私たちは今でも何気なく「版下データ」などという呼び方で使っています。 版下とは? 本来「版下」とは、アナログ製版時代、紙台紙に写植や図版の紙焼き(印画紙)を貼付けてトンボや罫線などをレイアウトしたものの名称でした。この版下台紙を製版カメラで...Read More
印刷見聞録01Junくわえ と はり印刷用語集「くわえ」とは 活版・オフセット・スクリーン印刷など、技法は問わず枚葉印刷機にはかならず必要なものです。 印刷機に用紙を通す際、最初に印刷機の給紙(紙を印刷機の中へ送り出す部分)にある爪が用紙を挟んで引っ張ります。 そのとき爪が用紙を「くわえ」てひっぱるために必要な幅を「くわえ」と呼びます。 ちなみに機械によって「くわ...Read More