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自費出版のいろは

自分の作品だけの展示会!個展の開こう

今回の「自費出版のいろは」は、ちょっといつもと視点を変えて、写真集や画集・作品集の上梓とならんで、作品を作っている人であれば、誰もが一度は憧れる「個展」をテーマにしてみようと思います。

しかし、いざ個展を開きたいと思っても、「何から始めればいいか分からない」という方も多いと思います。
そこで、今回は個展を開くまでの流れを簡単にご紹介します。

STEP1:作品の準備

個展を開くには、まず展示する作品を選ぶ必要があります。
展示する作品のサイズや点数を考えながら展示会場を探しますので、これだけは絶対展示したい作品や、これから何点の作品を制作するのかは予め決めておくようにしましょう。

また、作品数に合わせて額装や表装の手配が必要になります。
一般的に日本画や書は表装、水彩画や油絵には額装が施されることが多いのですが、最近では装いも多種多様になってきています。
専門店と相談しながら、自身の作品の魅力を最大限引き出してくれる装いを選びましょう。

STEP2:会場探し

出品点数や展示する作品のサイズが分かったら次は会場探しです。
個展を催す会場には大きく分けて次の2つがあります。それぞれ特徴が異なりますので、事前に把握しておきましょう。

企画ギャラリー
基本的にギャラリーが作家に対してオファーを出して開催する形態で、あくまでもオファーは作品が売れるとギャラリー側が判断した作家に限られます。
展示作品を販売するのが目的になり、作家自身に賃料は発生しませんが、ギャラリーが定めた歩合で売上の一部を収益としてギャラリーに収める必要があります。
貸(レンタル)ギャラリー
開催者がギャラリーに賃料を払い、一定の期間スペースを借りる形態です。
喫茶店の一角から本格的なギャラリーまでいろいろなスペースがあります。
場所を借りる手続きも比較的容易ですので、個人で個展を開きたい場合に最も適していると思います。
基本的に売り上げは開催者の収益となりますが、宣伝や広告、什器の用意など多くを自分で行うことが必要になります。

特に初めての個展開催の場合は、貸(レンタル)ギャラリーの中から自分に合った形態のところを、実際に足を運んで探すことをお勧めします。

STEP3:お客さんに宣伝

会場が決まり、展示会の日程も決まったら、お客さんに宣伝するタイミングになります。
はがきやリーフレットなどの案内状を作成し、知り合いなどぜひ観てもらいたい方に郵送で送ります。
また、ギャラリー近辺のカフェや喫茶店などのお店に、案内を置いてもらえないか頼んでみるのもひとつの方法です。
お店によっては気軽に置いていただけるところもあります。
他には、最近は気軽にしかも幅広く告知できる方法としてSNSを活用したり、展覧会の情報サイトに投稿してみる手もあります。

STEP4:個展前後で行うこと

作品の搬入出に関して、どのような方法をとるのか、また会場の近くに車や自転車を駐車出来る場所があるのかは、あらかじめギャラリーと相談して確認しておきましょう。
最後に、来ていただいた方にお礼状を送るのも忘れずに行いましょう。直接その場で渡すのか、後日郵送で送るのか、によって作るタイミングも変わってきますので、自分に合った方法を選択しましょう。

個展を開くための4つのSTEPは如何でしたでしょうか?
少しでも参考にしていただければ幸いです。

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ギャラリー&ショップ唐船屋(見取り図)
ギャラリー部分見取り図
2011年9月開催の「荻窪活版室2011」
2011年9月開催の「荻窪活版室2011」

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