弊社は8月11日(金)から16日(水)までお盆休みをいただいています。
そんな夏休みの1日、嵐山にある福田美術館に、竹久夢二のコレクション展を観にいってきました。
竹久夢二は主に大正・昭和の時代に活躍した画家で、またグラフィックデザイナーでもあり、詩文などの文筆家としても活躍しました。
代表的な作品として数多くの美人画を残しており、その叙情的な作風は「夢二式美人」と呼ばれ、「大正ロマン」を代表するマルチアーティストとして現代でも根強い人気を博しています。
会場でも芸妓や舞妓がモデルの作品をはじめ、たくさんの美人画が展示されています。
また、彼は今で言うグラフィックデザイナーや服飾デザイナーとしてもその才能を遺憾なく発揮していて、書籍の装幀や挿絵、さらには広告美術などで高い評価を受けて、不動の大衆人気を博していました。
ところで、竹久夢二とからふね屋とは深い縁があります。
からふね屋の初代社長堀尾幸太郎が、京都に住んでいたことのある夢二と親交があり、夢二の絵の中に度々登場する「からふねや」という名前を社名に採用しました。
また、からふね屋のロゴマークも夢二のデザインではないかと言われています。
今回の福田美術館の展示品の中にも絵葉書で「唐船屋」の文字が見受けられる作品がありました。
福田美術館で開催中のコレクション展「竹久夢二のすべて」は2023年10月9日まで開催されています。
竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー
会期:2023年7月14日[金]- 10月9日[月・祝]
【前期】7月14日[金]- 8月28日[月]
【後期】8月30日[水]- 10月9日[月・祝]
【休館日】8月29日[火]
会場:福田美術館
会期:2023年7月14日[金]- 10月9日[月・祝]
【前期】7月14日[金]- 8月28日[月]
【後期】8月30日[水]- 10月9日[月・祝]
【休館日】8月29日[火]
会場:福田美術館