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印刷用紙事典

モンテシオン

こちらの記事は、旧サイト・ブログの記事を加筆・修正したものです。

モンテシオンは、もともと先の東日本大震災に伴う津波で甚大な被害を受けながら、その後奇跡的な早さで復興を果たした日本製紙の石巻工場で開発され、同工場復興支援商品としても位置づけられていました。

モンテシオンの特徴

  • A2マットコートに比べ2倍の嵩高(かさだか)
  • 紙質はたっぷりとした紙厚ながら柔らか
  • 若干の表面塗工が施してあり、高い印刷再現性をもつ

上記の内容が販促用パンフレットには記載されていますが、まず紙質は確かに四六判の69㎏でも2ランク上ぐらいと感じるくらいしっかりした厚みがあり、なおかつ紙のコシは柔らかな印象です。

印刷再現性はわりとラフな表面ながら微塗工加工が施してあるので、アラベールぐらいの仕上がりイメージになるのでは、と事前に予想していましたが、実際ほぼ予想通りの仕上がり具合でした。
これなら弊社のアラベールシミュレーションでプリンタ校正しても本番の印刷と大きな差は出そうにありません。
アラベールシミュレーション:弊社ではアラベールに実際に印刷したプロファイルを社内の校正用プリンタに読み込み、擬似的にアラベールに印刷したものに近いシュミレーションのプリンタ校正ができるようにしております。

モンテシオンの弱点

ただ、表面は結構ラフなので、ベタ刷りの場合は、潰れはあまり期待できないのと、紙粉も多そうで、ピンホールは避けられないようです。
また、紙焼けしやすく、時間が経つとどうしても黄ばんでくる印象ですが、これはレトロ感覚を求めている方もいらっしゃいますので、どちらかと言うと好みの問題かもしれません。

モンテシオンの価格

紙厚のバリエーションは四六判換算で60㎏・69㎏・81.5㎏の3段階のみですが、それぞれ四六判/T・Y目、菊判/T・Y目が常備在庫であるうえ、価格的にもスーパーアートクラスかもう少し高めぐらいと、特殊紙としてはこなれた価格ですので、非常に使い勝手のよい紙だと思います。

モンテシオンの用途

主にナチュラル志向やレトロ感覚を狙ったカフェやレストラン、ヘアサロン、アパレル・インテリアショップ、雑貨店などの印刷物などに向いています。
パンフレット、カタログ、ポスター、POP、メニュー、フライヤー、フリーペーパー

あと、かさ高なため書籍用紙としても使い勝手がよさそうで、写真集や画集、イラスト集、絵本、ビジュアル系の書籍でも雰囲気を重視する効果を狙った作品であれば面白いかもしれません。

モンテシオンを使った製作事例

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