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印刷用語集 ( 2 )

Printing Glossary

活版罫線組版

罫線

罫線といえばまず思い浮かばるのはノートの「罫線」という人が多いと思いますが、他にも帳票などの表組みをはじめ、印刷物ではいろいろな場面で使うことの多いものです。 今のデザイナーやDTPオペレーターでしたら、Illustratorの直線ツールやペンツールを使って罫線を引くと思いますが、活版印刷時代は、アルミニウムや亜鉛の薄...
画像サイズと印刷サイズ
印刷見聞録
今やポジフィルムや印画紙プリントで印刷用写真原稿を入稿することはほとんどなくなり、もっぱらデジタルカメラで撮影した画像データを使うようになりました。 そのような状況になってくると入稿の際、画像サイズ(解像度)の問題が非常に多く起こるようになりました。 昔のようにフィルムやプリントで入稿されれば、印刷会社の方で印刷サイズ...
仕上がり本と束見本
印刷見聞録
束見本とは 主に書籍を製作する場合、事前に表紙と見返しや本文、それに口絵や扉など本番と同じ用紙を使って、同じく本番と同じ製本方法で作るサンプルのことです。通常は、本の編集や印刷工程に入る前に用意するので、用紙は本番と同じ紙で、印刷する前の無地(白地)を使って作ります。 束見本は、本の仕上がりイメージを掴むためのほか、背...
オフセット印刷機
印刷見聞録
予備紙はなぜ必要? 印刷とは、予め決められた枚数を複製する技術です。 そのためには複写するための用紙を準備しますが、その際、実際に必要な印刷枚数に加え、一定数の予備紙をいっしょに用意します。 この予備紙の用途は、 刷り出し損紙・・・版の見当合わせや、色濃度調整、色合せなどのための試し刷りのために使う。 刷り損紙・・・印...
マイクロメータ
印刷見聞録
紙の厚さを計る計測器 印刷屋さんにとっては馴染みの深いマイクロメータですが、一般の方はあまり使われることは少ないと思いますので、まずはマイクロメータの説明から・・・ マイクロメータはその名の通り、マイクロメートル単位つまり1000分の1ミリレベルの厚さを計る計測器の総称で、印刷で使う場合は0.01ミリ単位のものを主に使...
Mインキ・Sインキ
印刷見聞録
今年の冬は大変厳しい寒さでしたが、ようやく3月に入って、春を感じさせるおだやかな陽気になってきました。 ところで、季節の変わり目は毎日気温が大きく上下したりするので不断健康な人でも体調を崩すことも多くなりますが、、印刷の現場も気温の急激な変化は大きな影響が出ます。 前日に印刷したインキが乾かない!? 数年前の話になるの...
オーバープリント
印刷見聞録
オーバープリントとは アナログ製版時代は、「ノセ」とか「ケヌキ(アワセ)」という用語で表現していたものが、デジタルの時代になって「塗りにオーバープリント」とか「線にオーバープリント」という用語に取って変わられました。 もともとアナログ時代から見当ズレの対策としてスミ版の(特に)文字は原則として「ノセ」、つまり今で言う「...
トンボ
印刷見聞録
トンボとトリムマーク 今回のテーマは「トンボ」ですが、もはや版下製作の経験のない若いDTPデザイナーやDTPオペレーターの方たちには、「トリムマーク」という呼び方の方が一般的なのかもしれません。 最新のAdobeのIllustrator CCなら、効果→トリムマークの選択で簡単に作れますが、アナログ時代の版下では、ロッ...
ダブルトーン記事 タイトル画像
印刷見聞録
ダブルトーンとは ダブルトーンは最近少し使用頻度が減ってきたように思いますが、アナログ製版の時代からよく使われてきた製版技法です。 ダブルトーンは、同じモノクロ写真版(Photoshopでいうところのグレースケール画像)を2版使い、 それぞれ版の調子を変えて別々の色で刷ることによって単色画像に深み出したり、セピア調など...
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