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図録「襲名披露 九世高橋道八展」

こちらの記事は、旧サイト・ブログの記事を加筆・修正したものです。
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仕様
判型A4変型 本文:64ページ
紙質表紙:パールコート 4/6判 135kg宛+マットPP
本文:マットコート 4/6判   90kg宛
見返:タント 4/6判 100kg
印刷表紙:4/0C 本文=4/4C
製本並製アジロ綴じ製本

京焼の名跡 高橋道八家

京焼(清水焼)の窯元のひとつで、江戸時代から続く陶芸の名跡 高橋道八家の九世高橋道八様が2016年1月に髙島屋京都店で開催された、襲名記念の展覧会の図録を紹介いたします。

高橋道八家は、伊勢亀山藩の武士であった初代・光重周平が士分を離れ京・三条粟田口に出て陶業に携わり、道八と名乗り、二世・道八が五条坂に築窯、その後代々が作陶に従事すること二百余年を経て現在に至られますが、特に二世は「仁阿弥道八」と呼ばれ名人とされています。

このたび九世を襲名された道八様は、八世の娘さんで、お父様に師事され修行の後、平成24年に初の女性当主となられ、茶道具を中心として仁清や乾山、古清水作品の持ち味を活かして、京焼の伝統を守られています。

共通の知人のご紹介で

その九世が襲名記念と銘打ち、地元 京都で満を持しての個展を開かれるということで、共通の知人の方を通して弊社をご紹介いただき、この展覧会の図録を、デザインから印刷、製本まで担当させていただき、併せて封筒・価格表の製作なども承りました。

道八様には、何回もご来社いただき、タイトル文字の書体選びから始まり、レイアウト・デザインの段階から最終の色校正まで入念に打ち合せを重ねたうえで校了後、印刷・製本作業を経て、無事納品させていただきました。

このように歴史と伝統ある作家の方の記念すべき展覧会の図録製作を担当させていただいたことは、大変光栄なことで、今後の励みとさせていただきます。

制作
写真撮影:大道雪代
デザイン・DTP担当:中塚政裕(からふね屋)
印刷管理:株式会社からふね屋

お問い合せ  電話 075-761-1166  お問い合せフォーム