京都で印刷をまかせるなら からふね屋

堀尾 武史の記事一覧 ( 7 )

ヴァンヌーボ
印刷見聞録
からふね屋の近くには、岡崎公園内の京都市美術館、京都国立近代美術館、東山七条の京都国立博物館をはじめ、公立、私立の美術館やギャラリーなどがたくさん点在しています。そして1年中あちらこちらで大小の様々な美術展が開催されています。ところで美術展といえば、図録(ずろく)やポスターが付き物ですが、今回の「印刷用紙事典」のテーマ...
アラベール
印刷見聞録
アラベールは1989年に日清紡から発売されたされた紙で、竹尾 TAKEO の見本帳に載っています。 アラベールの特性とサイズ 紙の特性としては、中性紙で微妙にラフな風合いのある表面で、ちょうど一般の人がイメージする画用紙のような雰囲気をもっています。 サイズは4/6判Y目と菊判T&Y目が用意され、厚みも4/6判換算で7...
ユポ紙イメージ画像
印刷見聞録
今回ご紹介するユポ紙(合成紙)は、あまり一般的には馴染みのない名前ですが、実は日常生活のいろいろな場面で非常によく見かけます。 ユポ紙の特徴 ユポという名称は、本当はユポ紙を販売しているユポ・コーポレーションという会社の商品名として商標が登録されているのですが、一般的に合成紙のことをユポと呼んでしまっています。 合成紙...
月刊茶の間2017年7月号掲載記事
今年も月刊茶の間7月号に、GALLERY&SHOP唐船屋で販売中のオリジナル千鳥団扇をご紹介いただきました。 今回は「文様と過ごす京の夏」という特集ページで、和紙来歩さんの京唐紙を使った露草柄の団扇が掲載されています。 オリジナル団扇はGALLERY&SHOP唐船屋のオンラインショップでもお求めいただけ...
マットコート紙
印刷見聞録
マットコート紙とは 「マットコート」は、大きく言えばコート紙の一種で、両面の塗工量が20g/㎡前後のA2コート紙で表面が艶消しに仕上がる塗工が施された用紙を指します。 ちなみに印刷用紙は大きく分けると、上質紙など表面に塗工(コーティング)が施されていないノンコート紙と、印刷インキが染み込まずに綺麗に乗るように塗工が施さ...
経済ロット
印刷見聞録
今回のテーマは厳密に言うと印刷用語ではなく、広く製造業で使われている用語ですが、よくお客様から、「経済ロットで頼むわ!」とか「最低経済ロットはどれぐらいですか?」とか言われることが多いので、印刷における経済ロットについて一度まとめておこうと今回のテーマに選びました。 印刷工程において経済ロットを左右する要素としては以下...
DICカラーガイド
印刷見聞録
DICカラーガイドとは オフセット印刷のインキは大きく分けて、4色カラー印刷用のプロセスカラー(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック」と特色印刷用があります。 そして特色印刷の際に印刷の現場に色指定を伝えるために使うのが、今回取り上げた「DICカラーガイド」です。 DICカラーガイドとは、DICグラフィックス株式会社(...
モンテシオン
印刷見聞録
モンテシオンは、もともと先の東日本大震災に伴う津波で甚大な被害を受けながら、その後奇跡的な早さで復興を果たした日本製紙の石巻工場で開発され、同工場復興支援商品としても位置づけられていました。 モンテシオンの特徴 A2マットコートに比べ2倍の嵩高(かさだか) 紙質はたっぷりとした紙厚ながら柔らか 若干の表面塗工が施してあ...
「入稿」と「出稿」
印刷見聞録
入稿と出稿の違いを知っていますか? 私達の業界ではよく耳にする「入稿」と「出稿」という言葉ですが、よく考えてみるとその違いを厳密には理解せず使っているように思います。 ちなみに excite辞書(=三省堂大辞林)では、 にゅうこう[入稿] (1)出版社が原稿を組版所へ渡すこと。 (2)出版社が著者から原稿を入手すること...
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