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会報誌「去風会だより」去風流

こちらの記事は、旧サイト・ブログの記事を加筆・修正したものです。
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仕様
判型B5判 本文16P
紙質ニューVマット 4/6判 90kg
印刷オフセット印刷 4/1C
製本アジロ綴じ製本

からふね屋が古くからお世話になっている花道去風流宗家が発行されている「去風会だより」のご紹介です。

文人花を代表する流派・去風流

去風流は、承応年間(1652年~1655年)に丹波出身で京に移り米穀商を営んだ西川去風が、いけばなの流派として創流し、その後七世家元西川一草亭が弟の津田青楓を通じて、浅井忠・幸田露伴・夏目漱石らと親交を結ぶなど流盛を大いに拡大し、以後文人花を代表する流派として知られています。また一草亭が1930年に創刊した「瓶史(へいし)」は生け花にかぎらず,伝統文化を論じる機関誌となり,文化研究のサロンを形成しました。
現在は、十世家元西川一燈様が流派を継承されており、主に京都と大阪において教室を開かれています。
「去風会だより」は平成10年ごろから刊行されていて、現在15号を数える流派の会報誌です。

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それ以前には平成9年まで「去風洞社報」という同じく会報が刊行されていて古くは前述の「瓶史」につらなる歴史ある冊子です。
弊社はいつの頃からかは今となってはわかりませんが、かなり古い時代から去風流の宗家様とはお付き合いをいただいているようで、現に昭和36年以降に発行された「去風洞社報」が何冊か会社に残っています。
昭和36年ごろの去風洞社報を紐解いてみると、巻頭には新村出先生が寄稿(昭和40年の号まで寄稿されています)、また一草亭さんの弟の津田青楓さんや一草亭さんのお弟子さんでかつ夏目漱石の門下でもあった方の随筆が掲載されていて当時の文人文化が垣間見え、歴史の重みを感じます。

去風流 HP

製作
営業担当:井上克美
DTP担当:南北由美(からふね屋)
印刷管理:株式会社からふね屋

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