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アナログ作品をデータ化する際の注意点 スキャナ編|画集のデザインはからふね屋

「自分で描いた絵を画集にしたい」「作った作品をデジタル化して保存しよう」
など、多くの場面でアナログ作品をデータ化する必要に迫られることがあると思います。
その際、「スキャナを使えばいいだろう」「写真を撮るだけでしょ?」と軽くお考えの方も多いでしょう。

しかし、データ化を甘く見たために、大切な作品の素晴らしさを十分に伝えきれなかったと後悔することが往々にしてあります。
ということで、今回は、スキャナを利用してアナログ作品をデータ化する際に気を付けるべき注意点についてご紹介します。

■スキャナを利用する場合の注意点

画集や複製画を作るとき、描いた絵を精密にデータ化する場合に多く利用されるのが、スキャナでのスキャニングです。
まずは、スキャニングの注意点を見ていきましょう。

1.解像度

スキャナを使ってデータ化する際に最も気を付けるべきなのが、「解像度」です。
解像度が低いと、シャギーと呼ばれるギザギザが多く見られるようになり、せっかくの作品の良さを殺してしまいます。
市販のスキャナを利用する場合は350dpi以上でスキャン出来るものを、より精密にデジタル化したい場合は、絵画専門のスキャンサービスを行っているスタジオなどを利用するのが良いでしょう。

また、市販のスキャナだと、原稿がA4サイズまでしかスキャニング出来ないものがほとんどですので、、それより大きなサイズをデータ化したい場合は、有料のスキャンサービスか写真撮影によるデータ化を選ぶと良いでしょう。

なお、からふね屋でも有料とはなりますが、作品の状況に合わせて、スキャナによるスキャニングや、デジタルカメラによる複写撮影など、後の印刷工程との兼ね合いも鑑みながら、ケースバイケースで最適な方法をご提供しています。

2.ファイル形式

次に注意すべきなのが、データ化した画像のファイル形式です。
データ化する際画像のファイル形式を選択できますが、それぞれの形式に特徴があります。
ここでは、よく使われるJPEGとTIFF形式について簡単に見ておきましょう。

・JPEGの特徴
JPEG形式は圧縮率が高く、約1677万色のフルカラーで画像を捉えることが出来ます。
注意しておきたいのが、JPEGによる圧縮は、画像をブロック単位で近い色に置き換えて圧縮するため、非可逆であるということです。
つまり、保存を繰り返すたびに画像の劣化が進んでいき、元の状態に戻すことはできません。ですから、印刷会社などに渡されるデータは、出来る限り撮影したままのオリジナルデータにしてください。(製作現場では圧縮しない保存形式で作業をすすめるため、それ以上画像が劣化することはまずありません。)
この点に気を付ければ、ファイルサイズを小さくできる有用な形式だと言えます。
・TIFFの特徴
TIFFもデジタルカメラでのデータ保存形式として一般的です。欠点としては保存容量が大きくなってしまうことが挙げられますが、JPEGのように圧縮によるデータの損失はありませんので、より精密で高精度な画像を保存するために用いられます。

画集を作るにあたって作品をデータ化することは、今の時代ではもはや必須のプロセスだと言えます。
だからこそ、疎かにせずこだわりを持って取り組むべきポイントでもあるのです。
今回見てきた注意点を踏まえて、あなたの作品の素晴らしさを十二分に伝えられる画集を作りましょう!

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