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印刷用語集

マイクロメータ

こちらの記事は、旧サイト・ブログの記事を加筆・修正したものです。

紙の厚さを計る計測器

印刷屋さんにとっては馴染みの深いマイクロメータですが、一般の方はあまり使われることは少ないと思いますので、まずはマイクロメータの説明から・・・
マイクロメータはその名の通り、マイクロメートル単位つまり1000分の1ミリレベルの厚さを計る計測器の総称で、印刷で使う場合は0.01ミリ単位のものを主に使います。
では、印刷で何の厚さを計るかと言えば、紙の厚みです。
紙の厚さは、四六判70kgとか菊判125kgなど、通常「連量」つまり紙1000枚あたりの重量で表記されています。
そして印刷屋さんは、例えば70kgと90kgの紙の厚さの違いは手で持ったときの感じでだいたい判断します。ただ、紙見本を預っての見積りや紙の発注をする場合などは、より正確を期すためにこのマイクロメータで厚さを計って確認します。
ですのでほとんどの印刷屋さんがこのマイクロメータを持っていると思います。



弊社のマイクロメータです。精密機械なので、普段は保護のため発砲スチロールのケースにしっかりと仕舞っています。
丸いゲージの部分が目盛りで、下の部分に紙を挟んで計測します。



実際に見本帳の紙厚を計測しているところです。
このマイクロメータもひと目盛りが100分の1ミリ、つまり0.01mm単位で厚さを計ることができます。
実際にはどのように使うかと言いますと、まず厚みを知りたい紙をマイクロメータで計測して、その後紙見本帳の中から近そうな厚みの紙も計測し、結果ほぼ数値が同じ見本用紙を探し当てます。
ちなみにコート紙の四六判90kgと110kgですと、マイクロメータで計るとだいたい2目盛り、つまり0.02mmの差があります。
あとは、製本の設計をするとき、ページ数によって、背の厚さがどれぐらいになるかを計算するときも、使用する予定の紙の厚さを計ってその厚みにページ数を掛けて割り出すのに使うこともあります。

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